そんな風に悩んでいるセラピストさんは多いのではないでしょうか?
タオルの畳み方や巻き方は施術ルームの見栄えや働きやすさにかかわるほど大切なポイントです!
お部屋のタオルが綺麗に巻かれているだけで、お客様からの印象がグンと良くなったりするものです。
今回は、メンズエステに欠かせない「タオルの綺麗な畳み方」や「タオルの巻き方の基本」「メンズエステで使われるタオルの種類や用途」などについてご紹介していきます。
タオルの巻き方(基本編)
横半分にタオルを二つ折りする
まずは、基本中の基本から。
タオルはそのまま使うのでは幅が広すぎるので、折りたたむ必要があります。
やり方としては、タオルを広げて横方向に半分に折ります。この時、タオルの端がきちんと揃っているか確認しておきましょう。端がずれていると、後で巻いたときに形が崩れちゃうから注意!
このステップはとてもシンプルだけど、後のステップに影響を与える大事な部分なので、しっかりと折ることがポイントです。
タオルの「ミミ」部分を内側に折る
次に、タオルの「ミミ」部分、つまり端の部分を内側に折ります。この「ミミ」部分を内側に折ることで、タオルがほどけにくくなるんですよ。
さらに、この工程でタオルが綺麗に見える効果もあるので、お客様にも好印象を与えられます。
コツは「ミミ」部分を2、3cm程度空けて折ること。これによって、タオルが綺麗にまとまり、使いやすくなるんです。
三つ折りにして完成
最後のステップは、三つ折りにして完成です!
ここまできたら、あとは簡単。タオルを三つ折りにして、きれいな形に仕上げましょう。この時、折り目がしっかりと揃っているか確認してね。
三つ折りにすることで、タオルはコンパクトになり、収納や持ち運びが楽になります。
また、この形はお客様に手渡す際も扱いやすく、プロフェッショナルな印象を与えることができますよ。
タオルの巻き方(応用編)
端からくるくる巻いていく
基本的な巻き方をマスターしたら、次はちょっと変わった巻き方に挑戦してみましょう。
タオルを端からくるくると巻いていく方法も、メンズエステ(特に高級メンエス)ではよく見かけるスタイルです。
まず、タオルの一端を手に持ち、その端からゆっくりと内側に巻き始めます。
巻き終わったら、最後の部分をしっかりとタオルの内側に挟むことで、ほどけにくい形になります。
この巻き方は、見た目が美しいだけでなく、タオルが広がりにくくなるので、持ち運びや収納にも便利ですよ。
斜めにしながら両端を折る
次にご紹介するのは、斜めにしながら両端を折る方法です。
この方法は、特にフェイスタオルや小さめのタオルに適しています。
タオルを広げたら、斜めに折りたたみます。その後、両端を内側に折り込むことで、三角形になるように仕上げます。
この形は、特に顔に当てる際に使いやすく、また見た目も可愛らしいので、お客様ウケが抜群です。
端の三角部分を挟み込む
最後に、端の三角部分を挟み込む方法をご紹介します。
この方法は、特に大きなバスタオルに適しています。
まず、タオルを広げて平らに置きます。次に、一端を三角形に折り、その三角部分をタオルの中央部分に挟み込みます。
この巻き方は、タオルが広がりにくく、しっかりと固定されるので、大きなタオルでも扱いやすくなりますよ。
【参考動画】
メンズエステの教科書②「巻きタオルの作り方」|Art roots technical アルテ
タオルの巻き方(上級者向け)
上級者向けのテクニックと言っても、基本的な手順は初級編とほぼ一緒。
タオルを巻く前に一手間加えて、タオルを裏面にします!
たったこれだけですが、タオルの端を内側に折り込むだけでタオルが解けにくくなるんです。
この巻き方をしておけば、タオルを投げたり、床に落ちたりしても簡単には解けません。だから、ちょっと乱暴に使っても大丈夫ですよ。
【参考動画】
バスタオルの綺麗なたたみ方を紹介エステやサロンで使える|セラピストもこ
タオルの用途と種類について
バスタオルの使い方
バスタオルはメンズエステでよく使われる大きなタオルですよね。でも、ただ体を拭くだけじゃないんです。
バスタオルは、お客様がリラックスできるように、例えば肩に掛けたり、膝に乗せたりするのにも便利。このように使うことで、お客様に安心感を与えることができます。
また、バスタオルの大きさを活かして、お客様の体をしっかりと包むことができるのもメリット。
鼠径部や足のマッサージをしているときはお腹に、背面のマッサージをしているときは背中やお尻にかけて使ったりします。また、上半身のマッサージをしている際には下半身を覆うのに使います。
お客様が寒くなるのを防ぐこともできるので、一石二鳥ですね。
フェイスタオルの使い方
次に、フェイスタオル。その名の通り、主に顔に使われるタオルです。
フェイスタオルは、お客様の顔を拭く際や、マッサージの後で余分なオイルを取るのに使います。
また、フェイスタオルを少し湿らせて温め、それをお客様の顔に当てることで、リラックス効果がアップします。
ホットタオルの使い方
ホットタオルは、特に冬場にお客様から喜ばれるアイテムです。
ホットタオルは、温めたタオルをお客様の体に当てることで筋肉をほぐし、リラックスを促します。
特に、肩や腰などの凝った部分に使用すると、その効果は絶大ですね。
ホットタオルを使う際のポイントは、温度管理。熱すぎるとお客様に不快感を与えてしまう可能性があるので、適温に保つことが大切です。
タオルのケアに関するセラピストの疑問
タオルは使いまわしてOKなの?
タオルは使いまわしてOK?って疑問、よくありますよね。答えはノー、使いまわしはNGです。
タオルはお客様の体に直接触れるものなので、清潔さは最優先。一度使ったタオルは、必ず洗濯して次に使うようにしましょう。
また、タオルには細菌が繁殖しやすいので、使いまわしは絶対に避けるべきです。
清潔なタオルを提供することで、お客様に安心感を与えられますし、リピート率も上がるでしょう。
異臭がしたらどうする?
タオルから異臭がしたらどうするか。これは深刻な問題ですよね。
まずは、異臭の原因を突き止めましょう。
多くの場合、タオルが十分に乾かなかったり、洗濯の際に洗剤がしっかりとすすぎきれていなかったりすることが原因です。
異臭がするタオルはお客様に提供してはいけません。そのようなタオルはすぐに分けて、再度洗濯するか、必要であれば処分してください。
タオルの畳み方は大事? セラピストの本音を聞きました
でも、講師の先生にアドバイスされてからは「これではいけない」と反省しました。それからは先生のやり方を真似したり、自分でもネット動画でタオルの折り方を勉強するようになって……。自宅で何度も練習を重ね、職場でもその技術を活かせるようになりました。
うれしかったのは、お客様から反響をいただいたことです。いつもリピートしてくださっていたお客様が私の新しいタオルの折り方に気づいて「タオルの折り方が綺麗だね」と褒めてくれたんです。
マッサージの技術などで褒めていただいたことは今までにもありましたが、このときは女子力やセンスが評価されたようで感激しました。正直、ルックス
それからはタオルの折り方だけでなく、部屋の香りやお風呂場の清潔感にもいっそう気配りするようになりました。最近リピート率がアップしているのも実はそのおかげだと感じています。細かな気配りって本当に大切ですね。
まとめ
このブログでは、タオルの巻き方やメンテナンスなどについて詳しく解説しました。
主要なポイントをまとめると――
・バスタオルは体を包むだけでなく、リラックス効果もあり
・タオルの使いまわしは絶対にNG。清潔さが最優先!
・タオル洗いは乾燥とすすぎがポイント。異臭は原因を突き止めてすぐ対処!
タオルの畳み方や巻き方は、一度コツさえ掴めばすぐにできるようになります。
もしも今までタオルの畳み方に気を遣ってなかったというセラピストさんがいたら、ぜひこのコラムを参考に練習してみてください。
タオルの畳み方は、セラピストの基本。タオルがきちんと整理・整頓されているかどうかで、お客様の印象が全然違ってきます。
メンズエス手を利用するお客様は、結構細かいところまで見ていらっしゃいますよ!
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