メンズエステとは、女性セラピストが個室で男性客と二人きりになってリラクゼーションマッサージを施す場所です。
そのため、セラピストについ恋心を抱いてしまうお客様がいらっしゃるのは無理からぬところかもしれません。
しかし、世の中にはその逆パターンもあるようです。
セラピストが男性客を好きになってしまうケースも、少なからず存在するのです。
今回の記事は、メンズエステのセラピストがお客様を好きになってしまったらどうすればいいのかという問題を取り上げます。
現在、異性として気になるお客様がいる方や、色恋営業に悩んでいるセラピストさんはぜひ参考にしてみてください。
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セラピストとお客様が付き合う事例はある
あるメンズエステサイトに、こんなお悩みが載っていました。
Q.お店に来てくれている年下のお客さんのことを好きになってしまいました。どうすればいいのでしょうか?(32歳)
【お悩み相談室】年下のお客さんを好きになってしまいました|メンズエステクイーン
「セラピストとお客様の恋愛」と聞いて
と思う方もいるかもしれませんが、実際、お客様とのお付き合いを考えるセラピストさんは上記のようにいるんです。
でも、店員とお客という関係のため、恋愛してもよいのかと悩む人も多いようです。
また、お客様へのアプローチ方法が分からず、関係を進展させる難しさを感じているセラピストさんもいらっしゃることでしょう。
実際のところ、現場のセラピストさんは、お客様との恋愛事情についてどのような考えを持っているのでしょうか。
筆者がお話を伺ったところ、複数のセラピストさんがお客様との恋愛について以下のような本音を語ってくださいました。
セラピストに聞いた「お客様に対する恋愛観」
「仕事と割り切っているのでお客様を恋愛対象としては見られません」
セラピストさんは、あくまでもお仕事としてお客様にマッサージを施しています。
そのため、お客様を男性として意識することはなく、恋愛対象にならないという声をよく聞きます。
こうした意見は、プロ意識が高いセラピストさんに多いようです。
しかし、お客様と恋に落ちたからといって、プロ意識に欠けるとも言い切れません。古今東西、男女の仲は理屈では割り切れないものと相場が決まっています。
最初は何とも思ってなかったのに、何回か顔を合わせるうちにだんだん意識するように……というのもありがちな話です。
「口説かれることに慣れているから気になりません」
メンズエステを利用するお客様の中には、セラピスト=エッチな女性と勝手に解釈して、始めから遊び相手を探すようなつもりで挨拶代わりに口説いてくる方も少なからずいらっしゃいます。
もちろん、施術を受けるうちに好意が芽生えて、口説く男性もいることでしょう。
しかし、筆者の印象では、セラピストさんのガードを緩めるのはなかなかハードルが高いのではないかと思います。
なぜなら、セラピストさんは容姿端麗な女性が多く、店内・店外問わず男性に口説かれることには慣れています。
人気セラピストともなればお客様から口説かれることが特に多いため、何度もアプローチを受けると「またか…」とうんざりしてしまうケースも多いようです。
「セラピストという立場上、積極的になるのは無理です」
セラピストは、お店にいらっしゃるお客様に平等なサービスを提供する立場にあります。
だからこそ、いいなと感じるお客様に出会っても、自分から積極的に距離を縮めることに抵抗を感じるセラピストさんも多いのが実情です。
セラピストという立場でありながら、一人のお客様を好きになってはいけないと自制するケースは割と多いようですね。
そもそもセラピストとお客様の交際は可能?
セラピストとお客様の交際について、そもそもお店の見解はどうなのでしょうか?
結論を言えば、交際がOKか否かはお店の方針によって異なります。
セラピストとお客様の恋愛は全面禁止のお店もありますが、とは言え大人同士ですから、ある程度は本人たちに任せているのが実情でしょう。
お店が困るのは、セラピストがお客様と恋愛関係になってお仕事に支障をきたしてしまうことです。
セラピストのお仕事では、個室で男性と二人きりになり、露出度の高いセクシーな衣装で肌を密着させることが求められます。
そのため、彼氏(お客様)がジェラシーを感じて「お店を辞めてほしい」と言い出すことはありがちなケース。
反対に、女性の方がセラピストのお仕事に罪悪感を覚えてしまい、退店したいと申し出るケースもあります。
また、セラピストと恋仲になった途端、お客様がぱったりと来店しなくなるにもありがちなことです。その男性がいわゆる太客だった場合、お店にとっては大変な痛手です。
セラピストとお客様がお付き合いをするなら、お仕事にそうした支障が出ないようにしなくてはなりません。その条件の下でなら、交際できる可能性は高くなると思います。
セラピストが「付き合ってもいい」と思う男性の特徴
上述したように、セラピストさんの多くはメンズエステの男性ユーザーを単に「お客様」として認識しています。
その認識を「一人の異性」に変えるには、セラピストさんに
と思わせる必要があります。
ではメンズエステのセラピストは、どんな男性にそんな印象を抱くのでしょうか。
以下に、セラピストが「付き合ってもいい」と思う男性の特徴をご紹介します。
身だしなみが清潔
清潔感は、女性が異性に好印象を抱く上で大切な要素の一つ。身だしなみが清潔なだけで「美意識が高く、しっかりしている」という印象を与え、好感度がアップします。
メンズエステではセラピストが男性の体に触れてマッサージをします。そのため、そこで働くセラピストは、体の清潔感には特に敏感です。
メンズエステに行くなら、最低限、身なりを整えて髪も綺麗にセットしておくべきです。着ている服が部屋着だったり、髪が乱れていたりしたら、セラピストのハートをキャッチするのは到底できないでしょう。
本指名・リピートが多い
メンズエステでは、セラピストが男性客に「一目惚れ」をすることはまずありません。
お客様がセラピストと親しくなりたい場合、リピーターとして繰り返し指名をするという段階を経ながらゆっくりと距離を縮めるのが定石。
そうして十分に打ち解けてきたら、セラピストの様子を見ながら店外デートに誘うわけです。
もっとも、リピーターになれば店外デートできるようになるとは限りません。
足繁く通っても思いが実らないことが多いのは、むしろ当たり前のこと。
だからと言って
と怒りをぶつけてくるようなお客様は、恋人候補として失格です。
そんな男性は速攻で捨てられてしまうのがオチでしょう。
態度が紳士的
セラピストに紳士的な態度で接するお客様は、好感をもたれます。
紳士と言っても、何も特別なことは必要ありません。メンズエステでは、マナーやルールをきちんと守るだけでセラピストの目からは十分に紳士として映ります。
セラピストさんは、一日に多くのお客様を相手にします。その中には風俗店まがいの性的サービスを要求する人もいるため、無理な要求を断るのに疲弊しているセラピストさんも少なくないでしょう。
それだけに、紳士的に振る舞うだけでも「ルールをちゃんと守っていて素敵な人だな」と印象が爆上がりします。
もちろん、セラピストに対するセクハラや暴言などは論外ですよ。
セラピストを彼女にしたいなら、まずは「良客」であることが大事。そこから、いかに他のお客様と違う一面を印象付けられるかは男性の魅力次第です。
これって、一般的な恋愛と同じステップではありませんか。
要するに、セラピストとお客様の恋愛に近道はない、ということですね。
まとめ
以上、メンズエステのセラピストさんとお客様の恋愛事情についてお話ししました。
まとめると、セラピストとお客様が付き合える確率はゼロではありません。
メンズエステのセラピストと言えども、一人の女性であるのに変わりありません。どんなにプロ意識が高くても、お客様が好みのタイプならときめいてしまうことはあり得ます。
男性ユーザーにとっては、交際に発展する可能性だってワンチャンあるのです。
そうした駆け引きもまた、メンズエステの楽しみ方と言えるのかもしれません。