メンズエステユーザーなら、セラピストに良客や神客と思われたいですよね。
神客とは元々はキャバクラなどで用いられていた業界用語ですが、風俗やメンズエステでも「また来店して欲しいお客様」といった意味で普通に使われています。
メンエスで、また会いたいと思われるのは、どんなお客様なのでしょうか。今回は私の現役セラピスト時代の体験も交えて、主な特徴を5つご紹介いたします。
「特別なお客様」になるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
外見よりも見た目の清潔感が大事
まず、外見に関しては清潔なのが何よりも一番です。
よく「イケメンの方がモテるんでしょ」と思われがちですが、それよりも清潔感が重要。例えば、髪の毛が乱れていたり、肩にフケが見えたりすると、少しばかり心が曇ることも。また、爪の手入れを怠ると、それだけで印象は大きく変わります。
また、施術をするときは密着することが多いので、匂いはやはり気になってしまうものです。
シャワーで流せる汗の匂いなら心配ありませんが、口臭には困ってしまうことも。お客様自身も気づかないことが多く、デリケートな問題ではありますが、やはり施術中に影響が出てしまいます。
匂いで言えば「加齢臭」そ気にするご年配のお客様もいらっしゃいますが、「おじさんでごめんね」と謙虚におっしゃっていただいたりすると、その心遣いが嬉しくなりますね。
清潔感をアピールするためにも、シャワーの時間は大事なポイントです。早く施術して欲しい気持ちも分かりますが、あまりにも早く出てこられると、セラピストは
と心配になってしまうもの。
セラピストはシャワー中に施術の準備を整えたり、お店にお客様の到着を報告したりしているので、急かされると準備が追いつかないことも。ある程度時間をかけてしっかりと洗っていただいた方が、その後の施術の印象もずっと良くなりますよ。
お金にキレイな男性は好かれる
メンズエステは、リラクゼーションを楽しむ場所。やはり、余裕のある男性は好感度を持たれます。
例えば、ちょっとしたオプションをつけてもらえるだけでも、セラピストにとってはありがたいもの。逆に、お金を払いたくないという方はどうしても遠慮なくサービスを求める傾向があり、それはやや不快に思われがちです。
メンズエステでは、お金があるに越したことはありません。しかし、お金を払ったから何でもできると勘違いしているお客様は敬遠されます。
節約をして月に一度でも来店してくれるお客様は、セラピストにとってありがたい存在。半年ぶりでもセラピストのことを覚えていて、足を運んでくれるその心遣いの方が嬉しかったりするものです。
お金に関して言えば、お釣りの準備に気を配ってくださるお客様もセラピストに好かれます。
例えば、12,000円の料金を万札二枚で支払うようなことが続くと、お釣りが不足することも。だから、特にセラピスト自身がお釣りを準備する店舗では、少額紙幣での支払いは本当に助かります。万が一、千円札が多くても決して迷惑とは思われませんし、むしろ感謝されると思います。
あと、差し入れにお金を使うぐらいなら、オプションを追加したりチップとして現金で渡してあげる方がセラピストは喜びます(コンビニのお菓子や飲み物を差し入れする方もいますが、お部屋に置いて帰るセラピストも多いですからね)
チップに関しては、初対面でいただくと
とセラピストは疑心暗鬼になってしまいがち。施術後にさりげなく「何か美味しいものでも」と渡す方が感謝されると思います。
会話のキャッチボールが上手い
積極的に会話のキャッチボールをするも、セラピストの印象をアップするのに大事な要素です。
と思うかもしれませんが、沈黙があまり続くのもつらいもの。セラピストも「マッサージが気持ち良くないのかな」と不安に思ってしまいます。
疲れていて寝て過ごしたいときは休んでいて問題ありませんが、セラピストが話しかけても反応が薄かったりすると気まずくなってしまいます。やはり、適度に会話を楽しむお客様の方がセラピストからの好感を得やすいでしょう。
施術に関する要望もどんどん伝えた方が歓迎されます(ただし、下心がない場合に限ります!)。
セラピストとしては、お客様のリクエストが明確であればあるほど、施術がしやすくなります。過度な要求や同じ箇所ばかりの施術要望はお断りすることもありますが、疲れている部位や施術の強さをはっきりと伝えた方がセラピストにとっても助かるんです。
「料金を支払った分の元を取ってやろう」とあまりガツガツされるのも困りますが(笑)、的確に要望を伝えてくれるとリラクゼーションを本当に楽しみたいという気持ちがこちらにも伝わります。そうしたお客様は「また来店して欲しい」と思ってもらえるものです。
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受け身に徹する男性は好感度が高い
施術中に受け身に徹する男性は、やはりセラピストからの好感度が高いです。
施術中に勝手に動いてセラピストにお触りするのは、もちろん厳禁(当たり前の話ですが)。
無理やり変な体勢になると、セラピストも施術がやりにくくなってしまいます。何もせずに寝ている方が、セラピスト側も「もっと頑張ろう」という気持ちになって、かえって良いサービスを受けやすくなります。
反対にお触りが激しいと、施術自体が止まってしまい、防御することに集中するためサービスが低下するので要注意。
また、お触りと言えば、顔や頭を触るのもNGです。
お客様の手に残るオイルでセラピストの顔や髪を触る行為は避けるべきです。オイルによってメイクが落ちたり、髪が乱れたりすると、その後の接客に影響が出てしまいます。オイルが付いていなかったとしても、頭部や顔への接触はNGにしているセラピストが多いですよ。
まとめ:「特別感」を出せるお客様は最強
いかがだったでしょうか。ここまで、メンズエステで神客と呼ばれるお客様の特徴を4つお伝えしてきました。
最後にもうひとつ、一番大事なことをお伝えしますね。
最も好かれるのは「特別感」を出してくれるお客様です。
セラピストは、自分に好意を持ってくれるお客様はやはり大切にしたくなるものです。
何度も来店してくれるのはやはり嬉しいし、情も湧くというもの。大勢いるセラピストの中からわざわざ時間とお金を使って自分に会いに来てくれるのですから、感謝しかありません。
他のセラピストに浮気しないで、セラピストに対して「特別感」を出せる――そんなお客様は【最強】だと思います!