メンズエステでは、施術中にセラピストとお客様の体がどうしても触れ合うことになります。
例えば、ハグ施術をするときにどの程度まで密着していいのか迷いますよね。
ホームページで【密着施術】や【ゼロ距離】を謳っているメンズエステもあるため
と気になっている女性も多いはず。
そこで、今回はメンズエステにおける密着や、ハグ施術の適性距離についてまとめます。
メンズエステの「密着」とは
まずはこの疑問からお答えします。結論から言えば……
メンズエステの密着は健全なサービスの範囲内で行われるから大丈夫。
確かにお客様とゼロ距離になりますが、性的な目的で抱き締めたりするサービスではないため違法ではありません。
メンズエステで密着サービスとみなされる施術として、下記の３つが代表的です。
マーメイド
セラピストが股間でお客様の片脚を挟んで固定し、上側の脚で円を描くようにしながらお尻から膝の裏まで大きくなぞるようにマッサージする施術。
脚を動かす様子が人魚が泳ぐ姿に似ていることから、この名が付きました。肌と肌がしっかり触れ合う密着度が高く、男性人気の高い施術です。
鼠径部マッサージ(ディープリンパ)
股間の付け根(鼠径部)にあるリンパをマッサージして、コリをほぐす施術です。
下半身にゼロ距離でアプローチする施術なので、お客様はかなりドキドキ感を味わえます。かなり人気のある施術となっています！
ディープリンパもほぼ同様ですが、より深くしっかりと施術する鼠径部マッサージになります。オプションとして用意されているのが一般的です。
ストレッチ
関節の曲げ伸ばしを行い、血行を良くする施術です。
お客様が座った状態で背後から腕を取って曲げ伸ばしをサポートしたり、下半身を抱えるようにして足の関節の曲げ伸ばしをサポートしたりします。ストレッチを施す部位によっては、どうしても密着するケースも出てくるでしょう。
メンズエステの密着サービスはあくまでも【リラクゼーション】が目的であって、性的サービスではありません。
通常サービスの範囲内の密着であれば違法とはならないので、安心してください。
ただし、性的好奇心に応じてしまうと性的サービスとみなされる危険があります。
性器を故意に露出したり、触ったりといった行為は過剰行為になるのでくれぐれも注意してください。
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メンズエステで「ハグ」するのはOK？
そもそも「ハグ」ってなに？
ハグをウィキペディア（Wikipedia）で引くと、このように説明されています。
ハグ（huggingあるいはhug）または抱擁（ほうよう）とは、腕で（誰かを）抱きしめること
ハグには
・ドーパミンが分泌されることで幸福感を得られる
・オキシトシンが出て安心感（癒やしや安らぎ）を得られる
・副交感神経が高まりリラックスできる
などの効果があると言われています。
欧米では軽いあいさつとして男女間でも普通に行われている習慣ですが、日本人にはあまり馴染みがありませんよね。
そのため、いきなりハグをするとドキッとしちゃう人も……。
中には「ひょっとして自分に気があるのかな」なんて、勘違いをされてしまうケースもあるようです。
メンズエステでの「ハグ」の位置付け
ハグ（huggingあるいはhug）または抱擁（ほうよう）とは、腕で（誰かを）抱きしめること
・オキシトシンが出て安心感（癒やしや安らぎ）を得られる
・副交感神経が高まりリラックスできる
メンズエステでハグをするのはどんな場面でしょうか？
考えられるのは
・施術中のハグ（ハグヒーリング）
・お別れのハグ
といったところだと思います。
そもそもメンズエステはその施術の性質上、親和性が高いサービスです。
なぜなら、メンズエステはセラピストが男性客に「癒し」を提供する場所ですから。
メンズエステにおいて、密着はある意味では欠かせないサービスとなっています。
とは言え、行きすぎた密着行為は過剰サービスとみなされることもあるので危険。あくまでも適度な距離感を保つことが大切です。
メンズエステでハグをするときの注意点
もしかして、セラピストさんの中には今まで何も気にせずにお客様とハグをしていた方もいるのではないでしょうか。
メンズエステの密着はある意味では欠かせないサービスが、注意すべきポイントがあります。
密着の注意点
・性的サービスを連想させないこと
ここで言う性的サービスとは、下記の行為を指します。
メンズエステはセラピストとお客様の距離が近いため、ハグから過剰行為に発展してしまうリスクもゼロとは言えないのです。
と思うかもしれませんね。
でも、お客様の中には過剰要求をしてくる人もいるんです。
セラピストがハグを単なるスキンシップだと思っていても、お客様はそう思わないケースがあります。
つい興奮して、こんな風にエスカレートする男性もいます（なにせ相手は紙パンツ一枚ですからね）。
メンスエステは性的サービスNGなので、要求に応じたらその時点でアウト。風営法違反です。
万が一、指名が欲しいためにキスを許してしまったら、次は手コキ→本番へと発展してしまいがち。
施術中のハグには、こうしたリスクもあることは心得ておきましょう。
セラピストは密着について思っている？
私は以前、お客様にハグをしてちょっと後悔してしまった経験があります。
いつも私を指名してくださっているリピーターのお客様が、帰り際に「気分がスッキリしたよ。ありがとう」ってハグしてきたんです。
常連さんで施術中も紳士的なお客様だったので、そのときは
……と思ったのですが、それが間違いでした。
そのお客様とはLINEを交換していたんです（予約を取りやすいように、です）。
そうしたら、その日の夜にお礼のLINEが入っていて
……って。さすがにちょっと焦りました。
次に来店したとき本当にキスを求められましたが、もちろんお断りしました。
そのお客様は気まずくなったらしく、それ以来は指名をしてこなくなりました。
リピーターを失ったのは痛いけど、実質的な被害はなかったのでほっとしています。
（都内メンズエステ勤務・24歳）
まとめ
今回はメンズエステにおける密着サービスについてお伝えしました。
密着サービスはお客様により深い癒やしを提供できる反面、やりすぎると性的サービスとなってしまう危険もあるので注意が必要です。
また、ハグは軽いあいさつ程度のものだと思っている人も多いようですが、メンズエステでは紙パンツ一枚になった男性の体に触れながらマッサージを行うため注意が必要です。
しかもメンズエステの場合、個室です。公衆の面前であいさつをするのとは訳が違うことを理解しておいた方が無難でしょう。
以上に注意してメンズエステに密着サービスをうまく取り入れたら、リピーター獲得に有効ですよ。
