メンズエステは、男性のお客様が受け身となって、女性セラピストにマッサージを施術してもらうのが基本。
コース時間は短くても60分以上。ゆったりとくつろぎたいなら90分か120分、あるいはそれ以上のコースを選ぶことになります。
この施術タイムは「あっという間」ということもあれば、セラピストとお客様の相性がイマイチだと長く感じてしまうケースも……。
その最も大きな要因となるのが【会話】の密度です。
特に、初対面の相手だと何を話せば悩んでしまうことが多いもの。
施術中に沈黙が続くと、セラピストもお客様もどうしても気まずくなってしまうものですよね。
自分のことを気に入ってくれないのかな
もしかして、ハズレだと思われたのかな
……みたいな不安でテンションが下がってしまったら、せっかくのリラクゼーションが台なしです。
そんな風にならないために、今回はメンズエステで実践的に使える会話の【問答集】をお届けします。
主に男性ユーザー向けに書きましたが、セラピストさん(特に初心者)にも役立つ内容なので参考にしてくださいね。
メンズエステにおける会話のテンプレート
相手が初対面の場合、メンズエステで話すネタはだいたい似たり寄ったりです。
基本は下記のパターンになります。
「メンズエステにはよく行くんですか?」
ほぼ必ず聞かれると言っていいのが、この質問です。
セラピストさんがなにげなく聞いたことでも、男性客の中にはこの質問をされるとヘンに深く考えすぎてしまうケースがあります。
一例を挙げると、こんな感じです。
この場合、セラピストさんは単なる話題作りで聞いているだけ。だから、お客様側がそこまで気にする必要はありません。
初対面のお客様が相手だと、セラピストさんもどんな話題がいいのかわかりませんよね。だから(メンズエステ好きなのかな)と探りを入れる程度で、会話の糸口として聞くわけです。
だから、男性ユーザーが実際にメンズエステ初心者なら、正直にそう答えればOK。
ただし、もしもメンズエステのヘビーユーザーだった場合は答え方にちょっと気を付けた方がいいかも。セラピストさんの機嫌を損ねるかも知れないNGワードがあります。
それは「他のお店やセラピストさんと比較する」ことです。
例を挙げると、こんな感じ。
ダメな答え方の例
「普段メンズエステA店に通っているけど、最近セラピストの質が悪いからこっちに来ました」
「このお店に来たのは●回目かな。今日はオキニの〇〇さんがいなかったからフリーで入ったけど、○○さんよりも可愛くて当たりだよ♪」
悪気がないとしても、こんな風に他のお店やセラピストを引き合いに出すような言い方はNGです。
この言い方をされるとと、セラピストさんは「きっと他の店舗やセラピストにも同じようなことを言っているんだろうな。私の悪口も知らないところで言われるかも」と思いがち。女性はこういうことに敏感ですからね。
同じような答えでも、ちょっと言い回しを変えるだけで好感度はアップします。
いい答え方の例
「メンズエステはよく行きますよ。今日はこんな素敵なセラピストさんに会えてラッキーです」
どうですか? だいぶ印象が良くなりますよね。
ポイントは、セラピストさんに会えて嬉しいという気持ちだけ伝えること。メンズエステのヘビーユーザーは他店の話をしたくなりがちですが、自ら他の店舗やセラピストさんの名前を出すのは避けた方がベターです。
ワンポイント
メンズエステによく通っていると答えると、セラピストさんの方から「どういったお店に行かれるんですか?」と聞かれることも。その時はよく行く店舗を正直に答えてもOK。その流れでメンズエステ関連の話題につなげれば、スムーズに会話が続きますよ。
「今日はお仕事帰りですか?」
この質問もセラピストさんからよく聞かれます。
聞き方は、時間帯によって微妙に変化します。午前中なら「今日はお仕事はお休みですか?」、午後の早い時間帯だと「お仕事の途中ですか?」といった感じです。
この質問に対する答え方は、男性ユーザーにとって難易度が高いかも知れません。
なぜなら「ええ、そうなんです」と答えるだけだと、会話がすぐに途切れてしまうからです。
かと言って別の答え方をすると、「お仕事は何をされているんですか?」とそれをきっかけに仕事の話題を振られがち。
メンズエステには仕事の疲れを癒すために来ているのに、そこでわざわざ仕事の話を蒸し返したくないですよね(笑)。それに、お客である男性も具体的な仕事内容など言いたくないでしょう。
そもそも、セラピストさんも会話の糸口をつかむためになにげなく聞いただけであって、お客様の仕事内容に本気で関心を持っていることはほとんどないといっていいです。
そのため、仕事の話を一生懸命にしてもスベってしまう可能性大。
では、どうすればいいのでしょうか。
セラピストさんとの会話をスムーズに続けるコツは、メンズエステ中心の話題を振ってみることです。
例えば、「お仕事帰りですか」と聞かれたら「はい」という答えの後にこんな言葉を付け加えてみましょう。
いい答え方の例
「今日は仕事がすごく忙しかったから癒されに来たけど、こんな素敵なセラピストさんに会えて疲れが一気に吹っ飛びました」
こんな風に話をつなげると、メンズエステの話題で盛り上がりやすいです。そこから別の話題に膨らませることもできます。
話の流れで好きなお菓子などを聞き出せたなら、差し入れをするときの参考にもなります。セラピストさんも「覚えてくれていたんだ」ときっと喜んでくれるでしょう。
セラピストと会話をするときの注意点
セラピストさんとの会話が盛り上がると、ウキウキしてしまいますよね。
でも、あまり調子に乗ると余計な話題に触れてしまうことがあるので要注意。
特にNGなのは、プライベートに関する質問です。
「どこに住んでいるの?」
「本名はなんていう名前なの?」
「彼氏はいるの?」
「営業年齢じゃなくて、本当はいくつ?」
こういった質問は単純に「ウザい」です。
男性ユーザーだって、仕事や家庭のことにはあまり突っ込まれたくないはず。セラピストさんもそれは同じことです。
個人情報をしつこく聞き出そうとすると嫌がられるばかりか、セラピストさんからの信頼を失ってサービス対象外になってしまうこともあるので気を付けてください。
最悪の場合はお店のブラックリストに入ってしまう可能性もあります。何も得することはないので、くれぐれもご注意を。
どうしてもうまく会話できないときの対処法
メンズエステにおけるセラピストとの会話術をご紹介してきましたが、世の中にはトークがどうしても苦手という内気な男性ユーザーもいると思います。
そんな男性に、最後にセラピストとの会話が続く鉄板のテクニックを伝授しましょう。
そのテクニックとは……「相手の質問をそのまま投げ返す」です!
先述した「今日はお仕事はお休みですか?」を例に挙げてみましょう。
この場合、模範解答は下記のようになります。
いい答え方の例
「今日は仕事が休みだったので、家にいても暇だし、普段がんばっている自分へのご褒美だと思ってここに来たんです。○○さんはお休みの日は何をしているんですか?」
こんな風に、相手の休日に話題を持っていくと自然な流れで会話がつながるはず。
応用テクニック
「会社勤めは長いんですか?」と聞かれた場合 ⇒「○○さんはメンズエステ歴は長いんですか」と返すなどいろいろなパターンで応用できますよ。
いかがですか? 意外と簡単でしょ?
もしも、それでもどうしてもうまくいかないなら、「すいません、会話が苦手なんです」と正直に伝えるのがおすすめです。
会話が続かないと、セラピストさんは「私といても楽しくないのかな」と責任を感じて不安になってしまいます。
でも、相手が会話に不得手なのが原因と分かれば、セラピストさんも(よかった。自分のせいじゃなかったんだ)と安心しますよね。
男性側も無理に会話をしなくていいと思えば、リラックスした気持ちでマッサージを受けられます。その分、充実したリラクゼーションを満喫できるのは大きなメリットです。
「会話が苦手だから」とメンズエステ通いに消極的になっているあなた、この記事を参考にしてセラピストさんとのコミュニケーションを楽しんでみてはいかがですか?
会話が苦手なセラピストさんにおすすめ