「土建」とは、一般的には道路工事など土木・建設業の総称を指す言葉です。
ところで、メンズエステのお仕事をしていると「土建」という用語をよく耳にします。
もしかしたら
と少し怖い印象を抱くかもしれませんが、実際はその逆。
メンズエステの土建とは、実は「ド健全」の略語です。
今回はメンズエステ用語「土建」の意味や特徴をご説明していきます。
土建メンズエステの反対語も説明するので、ぜひ参考にしてください。
メンズエステの「土建」ってどんな意味?
メンズエステで土建とは「ド健全」を意味します。
世間ではメンズエステのお仕事を「不健全」だと考えている人もいます。
と間違ったイメージを持っている方も多いようですね。
しかし(大事なことなので繰り返しますが)、土建メンズエステとは「ドが付くほど健全なメンズエステ」です!
メンズエステにはいろいろな用語がありますが、グレーな接客を期待する一部のユーザーがネットやSNSで
「メンズエステBは土建店なのでエッチなサービスは期待できない」
といった文脈で隠語として使われるようになりました。
土建メンズエステの特徴とは
土建メンズエステの特徴を一言で説明すると、健全なサービスを提供している「健全店」です。
では健全とは何かと言うと、具体的にはこんな感じ。
性的サービスがない
土建メンズエステと悪質メンズエステの最大の違いは「エッチなサービスを提供しているかどうか」です。
土建メンズエステはもちろん性的サービスがないお店を指します。
性的サービスとは主に
セラピストが男性器に触れる行為
セラピストへのボディタッチや脱衣強要
いった行為を指します。
とは言え、メンズエステにはセラピストがキワキワを攻める施術も存在します。
例えば、ディープリンパと呼ばれる鼠径部マッサージ。
メンズエステでは定番とも言えるサービスで、セラピストが紙パンツに手を入れ、鼠径部周辺(股間にキワの部分)を入念にマッサージします。
その際、男性器に触れるか触れないかのギリギリをほぐすのがポイント。
このように、健全サービスとの線引きがグレーなのを逆手にとって、メンズエステなのに性的サービスを提供している悪質店は残念ながら存在します。
衣装の露出度が低い
メンズエステは、セラピストの施術時のコスチュームも楽しみの一つ。
一般的なメンズエステでもベビードールなどのランジェリー着用やマイクロビキニなどのオプションを採用しているお店はあります。
裸にはならないので違法ではありませんが、かなりギリギリまで攻めたサービスと言えるでしょう。
一方、土建メンズエステの場合、タンクトップにホットパンツなど極端に露出が少ない衣装で施術をしているお店もあります。
裏オプションがない
メンズエステの中には表向きは健全店を名乗りながら、裏オプや個人的な交渉でこっそり抜きに応じるお店もありますが、当然これは悪質メンズエステ。
土建メンズエステには、もちろん裏オプは存在しません。
オプションがあっても、ホットオイルやオイル増量、パウダーなどの軽めのものというお店もあります。
上記のほかにも、土建メンズエステは
・連絡先の交換NG
といった方針を徹底しているお店も多いです。
土建メンズエステの見抜き方
はっきり断言しますが、メンズエステで働くなら摘発リスクの少ない健全店が一番です。。
とは言え、健全なメンズエステのつもりで面接に行ってみたら、実態は風俗エステだった……なんて笑えない話もよく耳にします。
そんな間違いが起こさなくてすむように、メンズエステ健全店の特徴や見分けるポイントをいくつかご紹介しましょう。
脱がない・舐めない・触られない
メンズエステ健全店は、どんな施術であろうと必ず着衣した状態で行います。
ちょっとセクシーな衣装を着ることはあっても、服を脱いで施術することはありません。求人情報などで事前にちゃんと確認しておきましょう。
また、男性の股間(ペニス)を故意に触ることはないし、自分が受け身になって触られることもありません。「脱がない・舐めない・触られない」の3ナイが基本原則です。
ホームページがしっかりしている
メンズエステ健全店のホームページは、しっかりと作り込まれていることが多いです。
ホームページで健全店かどうかを見抜くには、まず下記の文言が記載されているかをチェックしてみてください。
・性的サービスを求められる方は、退店して頂く場合があります
利用規約などにこうした文言が記載されているメンズエステは、健全店の可能性が高いと言えます。しかし、上掲したツイートのように、健全メンズエステを謳いながら風俗エステまがいの営業をしているお店もあるので注意が必要です。
利用規約だけでは判断がつきかねる場合は、こんな点にも注目してみてください。
過激なオプションはないか
服を脱ぐ、お客様の股間にタッチするといった性的なオプションは違法です。
露出が多い衣装ではないか
セラピストの在籍写真が肌の露出が高い、下着姿が多いなど過激すぎる場合は要注意。
固定番号を記載していないか
やましい営業をしていないメンズエステ健全店は、固定電話を引いて住所を堂々と明かしています。
一方、いかがわしいメンズエステは摘発されるリスクが高いため住所を明かしておらず、携帯電話で営業しているケースが多いです。
老舗・大手グループかどうか
開業〇年といった具合に、営業年数を謳っている老舗は信頼できる健全なメンズエステである可能性が高いです。
また、系列店舗を複数持っている大手グループも信頼性が高いと言っていいでしょう。
まとめ
今回はメンズエステの土建について説明しました。
記事を読んで「土建メンズエステって稼げるの?」と思ったかもしれませんね。
大丈夫、ちゃんと稼げますから。
今の時代、多くの男性はむしろ健全な「癒し」を求めています。
メンズエステ利用者の多くは、風俗遊びに飽きた男性です。
そんな風に考える、抜きよりも癒しを求める男性がメンズエステのコアな客層です。
最近、違法店摘発のニュースも耳にしますが、そうした悪質メンズエステは自然に淘汰されて健全店が生き残っていくことになるでしょう。
ただし、これだけは覚えておいてください。
健全サービス=手抜きサービスではありません!
土建メンズエステだからって、密着が極端に少ない「オイルペタペタマッサージ」などをやっていたら、お客様が離れていってしまいます。
メンズエステのルールをしっかり守りながら、健全マッサージでお客様の満足度を最大限に高めていく――それがセラピストの腕の見せどころですね。