メンズエステでは、掲示板などで「〇〇さんは寛容だった」といった書き込みをよく見かけます。
一般的に「寛容」という言葉の意味は、
(心が寛大で、よく人を受けいれること。過失をとがめだてせず、人を許すこと。
と説明されます。
では、メンズエステにおける寛容とはどういう意味なのでしょうか。
今回は、メンズエステの寛容の意味について説明します。
メンズエステにおける寛容の意味とは
メンズエステでは、寛容なセラピストとはお客の要求を柔軟に受け入れてくれるセラピストを意味します。
ここで言うお客様の要求とは、メンズエステのルールに違反する内容=過剰要求を指します!
過剰要求――つまり、抜きなどの性的サービスのこと。
メンズエステは性的なサービスは厳禁ですから、そうした要求に応じる必要はもちろんありません。
もちろん、断っても全然OKです。
しかし、メンズエステで稼げるセラピストは、この「寛容さ」を上手に利用する手練手管を身に付けているのも事実。
メンズエステにおいては、セラピストのコミュニケーション能力が何よりも重要です。
寛容なセラピストは、お客様をリラックスさせて「またこの子に会いたい!」と思わせるコミュニケーション能力に長けています。つまり、それだけリピーター獲得につなげやすく、稼げるわけです。
過剰要求は断固拒否するべきですが、メンズエステで稼ぐにはルール違反にならない程度の寛容さも備えておくといいかもしれませんね。
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セラピストが寛容なほど口コミ評価は高くなる?
寛容なサービスを提供するセラピストは、男性客から高い評価を受けやすいと言えます。
メンズエステのユーザーは、自分の要求や好みに応えてくれるセラピストを求めているものです。
お客様はセラピストの寛容なサービスに満足し、口コミでその評価を共有する傾向があります。
口コミで寛容と書かれたことがあるセラピストの声
メンズエステでは寛容さが大切とよく聞きますが……やりすぎるのは禁物です。
寛容さとは、お客様に自由にさせることですよね。
メンズエステでは私たちセラピストが主導し、お客様に施術を提供するのが本来のサービス。寛容とはその立場が逆転し、お客様からさまざまな要求を受けることを意味します。
ですから、やりすぎるとメンズエステのコンセプトとは真逆になってしまう気がします。
また、言い方は悪いけど、一度何かを許してしまうと、お客様は度を越える傾向があります。
例えば、「ちょっと触ってもいい?」という要求が始まり、最終的には「エッチなことをしてほしい」と言ってくることも。
一度寛容さを示し、お客様の要求を受け入れてしまうと、結局は侮られ、過度な行為をされてしまうことになります。
だから、それが嫌なら、最初からしっかりとお断りすることが一番ではないでしょうか。
ただ、私もセラピストを始めたばかりの頃は、寛容さに惑わされてしまったこともありました。
お客様が太腿に手を置いてきて、これぐらいはいいかと思っていたら次第にお客様が他の場所に触ろうとしてきて驚きました。
私はこの状況を危険だと感じ、厳しい口調でお断りしたところ、それ以上の行為はされませんでしたが……。
でも、後で掲示板に噂や嘘の情報が書かれてしまって、あれはとても気まずかったですね。
(セラピスト歴3年・メンズエステ『L』勤務)
メンズエステの寛容さは「諸刃の剣」
今回はメンズエステにおける寛容について、個人的な意見を交えてお伝えしてみました。
断っておきますが、今回の記事は過剰行為を推奨するものでは決してありません!
メンズエステで性的サービスはダメ、絶対!なのですが、実際のところ、お客様はそうしたセラピストとの「せめぎあい」をメンエスに求めていたりします。
だから、これってなかなかビミョーな問題なんですよね。
万が一、お客様がその線引きを超えてきた場合はこんな対処法でお断りしましょう。
レベル2:(それでもしつこい場合)サービスを中断してスタッフに連絡する
レベルMAX:指名NGにして、二度とそのお客様が指名できないようにする
大抵のお客様は、レベル1で引き下がってくれるはず。
最初は寛容な態度でやんわりと断って、それでもだめならキツめの口調で――この二段構えが鉄則。
結局、最後は自分自身で「これ以上は断固拒否!」という許容範囲をキープしておくことが重要です。
寛容さはメンズエステで稼ぐのに必要とは言え、一線を越えるのはもちろん禁物。
最悪、口コミ掲示板などで噂になってお店を辞めるはめになるかも。そうなったら稼げなくなってしまいます。
……それって本末転倒ですよね。
メンズエステのセラピストにとって、寛容さは「諸刃の剣」だと覚えておいてくださいね。
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