メンズエステは、あくまでもマッサージ行為にいるリラクゼーションが目的のお店。
男性客がセラピストの身体をお触りするのは、風営法に抵触するため禁止されています。セラピストが股間キワキワを施術することはありますが、故意に男性器をタッチすることもありません。
とは言え、メンズエステではお客様による「お触り」の事案が後を絶ちません。
密室で男女が二人きりでいたらムラムラする気持ちもわかりますが、ダメなものはダメ。この問題に一体どう対処すればよいのでしょうか。
今回はメンズエステにおけるお触り問題を取り上げます。
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メンエスで触ってくるお客様への対処法
お客様によるお触りは、セラピストにとっても悩みどころです。
「ダメなものはダメ」とはっきり言えるセラピストさんならいいのですが、心優しいセラピストさんの中にはなかなか断りづらい人もいるようです。
そんな方のために、おすすめの対処法をいくつかご紹介しましょう。
「お店で禁止されている」と言う
まずシンプルに、お店で禁止されていることを理由に断る方法をおすすめします。
そのときに使える魔法の言葉がこれ。
男性客がお触りをしてきたらひと言「そういうお店じゃない」と釘を刺してみましょう。そうすれば(後でお店から注意されてしまうかも)と我に返り、素直にやめてくれるはず。
ただし、ここではあまり厳しい言い方は避けるのがベターです。
と、優しく伝えてあげるのがポイント。
そうした言い方をすると
といったニュアンスを含ませることができるので、角が立ちにくいです。
また、お客様も
と思ってくれて、そこでお触りを止めてくれるでしょう。
目を見つめて優しく話す
セラピストさんの中には
と思っている人も多いみたいですね。
まず、目を見つめて優しく指摘してあげればいきなり怒り出すお客様はいません。お触りされてどんなにイラっとしても、お客様には優しく接するのが大前提です。
その際の魔法のキーワードがこれ。
あえてお触りに対する否定はしないで、優しく注意するのがポイントです。
また、お客様の気持ちに寄り添う素振りを見せてあげつつ「おとなしく私に任せていて」と言うのも効果的です。
こんな風に言えば、お客様は意表を突かれて、それ以上はオイタしなくなるものです。
触ろうとする手を握る
触ろうとしてきた手を握ることで撃退するのも効果的な方法です。
このとき、特に言葉はかけなくてもOK。
ポイントは、手を優しく握ってあげること。
間違っても手を払いのけたり、がっしりと掴んで拒否するような仕草をしてはいけません。
この方法は、お客様に「手を握ってもらえたしラッキー」とかえって好印象を与えられるメリットもあります。
どうしても口頭で注意しにくい場合には、おすすめの方法と言えるでしょう。
お触りをしこつくやめないお客への対処法
上記のような対処をしても、諦めずに触ってこようとする困ったお客様もいます。
その場合、ちょっと厳しめに警告します。
こう言ってもだめなら、施術の手を止めて中断してしまいましょう。さすがに、サービスを続けてほしいお客様はおとなしく引き下がるはず。
しかし、中にはまだ注意を聞いてくれないお客様もいます。その場合はあなたがいったん施術ルームを出ましょう。
すると、大抵の男性客は「スタッフに自分の悪事を報告しに行ったのではないか」と直感します。それだけでもお触りがストップする効果はあります。
もちろん、あまりに悪質な場合は実際にお店へ報告し、あとはスタッフに対処してもらうようにしてください。
お触りしてくるお客を見極めるコツ
施術中にそんなことが事前に察知できたらいいと思いませんか?
実は、かなりの確率でお触りしてくるお客を見極める方法があります。
それは、キワキワを施術しているときの相手の反応を見ることです。
例えば、鼠径部のキワキワをディープリンパしているときに
などと小さな声を出す男性客がいます。
これは感じているというより、そうした声を出してセラピストがどんな反応をするのかを見ようとしているケースが多いです。
ここでセラピストが調子に乗ってきたら「あわよくば」と期待しているわけですね。
だから、あからさまにこうした反応をしてくるお客様には要注意。
この場合、即座に超健全な部位の施術に切り替えるのが効果的です。例えば、腕とかふくらはぎ、デコルテ……etc。
男性客は当然がっかりしますが、あなたが触られる確率は極めて低くなります。身を守るための手段の一つとして、試してみてください。
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お触りに遭ったセラピストの体験談
お触りをされそうになったら、私は「純真な女の子」を演じるようにしています。
と落ち込んだトーンで言うんです。
そうすれば大抵、相手も慌てて「ごめんねごめんね」という感じでやめてくれます。
でも、なかにはしつこいお客様もいます。そのときは
と言ったんです(実際、本当に電話するつもりでした)。
私の本気モードが伝わったらしく、すぐに謝ってくれたからよかったんですけど……。
謝るくらいなら、最初からしないでよって感じですよね。
まとめ
今回はメンズエステで起こりがちな「セラピストへのお触り問題」をテーマに、対処法をご紹介してみました。
メンズエステでは寛容さも要求されるので、実際のところ、お触り問題にどう対処するかは個人の裁量に任されている部分も大きいです。
お客様の中には、軽い気持ちで太ももや腰(お尻)などを触ろうとする人もいます。
そんなとき
と考えがちですが、いくら接触が短くても禁止行為のお触りには違いありません。
こうした「小さいおさわり」を許してしまうと
と勘違いされてしまい、エスカレートする可能性があります。
優しく注意すれば大抵は聞き入れてもらえるので、軽いお触りでも曖昧にせず、きちんと対処するようにしましょうね。