メンズエステではアロマオイルを用いたオイルマッサージと並んで人気なのが「パウダーマッサージ」です。

メンズエステのパウダーマッサージとは、サラサラの専用パウダー（粉）を体にまぶして行うトリートメント。トリートメントには、コーンスターチやタルクを主成分としたベビーパウダーのように細かい粒子のパウダーを使用します。ほのかな芳香成分が使われているものもありますが、洗い流せばすぐに消える程度のやさしい香りなのでそれほど気にはならないでしょう。

パウダーマッサージの料金は、オイルマッサージと同じ程度です。ほとんどの場合、パウダーに別途料金はかかりません。オプション料金が発生するにしても1,000円程度のケースが多いでしょう。詳しくは、店舗のオフィシャルホームページなどをチェックしておくことをおすすめします。

パウダーマッサージは、オイルマッサージにない魅力があります。具体的な特徴をお伝えしましょう。

フェザータッチ感覚を味わえる

パウダーマッサージは揉みほぐしを行わず、優しく撫でるように施術します。このようなセラピストの手技は「フェザータッチ」と呼ばれています。パウダーをお客様の体にまぶして広げ、指先でパウダー越しにフェザータッチしていくのが基本です。

フェザータッチの「フェザー(英語表は「Feather」)」は「羽」を意味する言葉。つまり、フェザータッチとは羽で撫でるように優しくタッチすることを指すのです。

そう聞くと「物足りないのではないか」と思いがちですが、そんなことはありません。パウダーマッサージは揉みほぐしのようにコリを解消する効果はありませんが、オイルマッサージにはないゾクゾクするような独特の快感が得られます。

パウダーマッサージで用いられるパウダーは片栗粉よりもさらに細かく、1粒あたりのサイズは0.015mm。そんな微細な粒子を肌の表面でゆっくりと転がされるうちに、皮膚の感度がどんどん高まってきます。その感覚はちょっと性感マッサージにも似た気持ち良さと言っていいでしょう。

オイルより洗い流す手間がかからない

パウダーマッサージのメリットとして、施術後に洗い流しやすいことも挙げられます。

オイルマッサージの場合、オイルがベタベタして洗い流しにくく「シャワーに時間がかかる」「洗い残しがないか心配」といったデメリットも生じますが、パウダーマッサージならそんな不安は一切なし。

パウダーマッサージで使用されるパウダーは、シャワーですぐに洗い流せます。パウダーは固形物なのでベタつきはなく、お湯をかけるだけでスムーズに洗い流すことができるのです。シャワーの時間がオイルマッサージよりも短く、お湯で流してタオルで拭けば肌に残らないのは忙しいビジネスマンや妻帯者にはありがたいと言えるでしょう。

メンズエステのホームページには、お店で実施されているサービスのメニューが記載されています。

メニューの中に「パウダーマッサージ」があれば、パウダーマッサージを確実に受けられます。ホームページに書かれていない場合、お店に電話で問い合わせてみるといいでしょう。

また、セラピストのプロフィールページに「得意技：パウダーマッサージ」などと書かれているケースもあります。どうしてもパウダーマッサージにこだわりたい方は、予約の際に「パウダーマッサージが得意な子をお願いします」とスタッフさんに伝えてみることをおすすめします。